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A Fickle Child Psychiatrist

ー移り気な児童精神科医のBlogー

子どものADHDと大人の「ADHD」 —ダニーディンのコホート研究から—

Neurodevelopmental Disorders Child Psychiatry General Psychiatry

 このツイートに対する反響が思ったより大きかったので、ちょっと記事にまとめてみます。

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心理職国家資格化 法案提出への動き

Psychology General Psychiatry

最近の動向

 久々に心理職の国家資格化の件について大きな動きがありました。また国会への上程が視野に入るような状況になってきているようです。今回(?)の動きについて、ごくごく簡単にかいつまんで並べてみます。
 
平成23年10月2日
3団体(臨床心理職国家資格推進連絡協議会:22団体、医療心理師国家資格制度推進協議会:25団体、日本心理学諸学会連合:45団体)による要望書提出。
 
平成25年4月1日
 
平成25年9月吉日
日本心理研修センター、国家資格化に係る『試験・登録機関』に指定されることを要望
 
平成25年9月19日
精神科七者懇談会より『心理職の国家資格化に関する提言』。
 
平成26年4月21日
『心理職の国家資格化を推進する議員連盟』会長、衆議院議員河村建夫氏が、5月中の法案提出を目指す旨をFacebookページで公表。
 
 大ざっぱにはこんなまとめでよいでしょうか。なんとか今回こそ法案成立までたどり着いて欲しいところです。以下に少し私見を述べてみます。

児童虐待による社会的損失 —日本での試算—

 子どもへの虐待によってどのくらいの社会的な損失があるのかということは、その対策にどの程度のコストをかけるべきかという政策的決断に不可欠なデータの一つです。自分の知る限り、日本にはこれを直接扱った研究がなかったのですが、平成25年12月7日付けの朝日新聞夕刊に虐待による社会的損失に関する記事があり、2012年度だけで1兆6千億円にのぼるという、驚くべき推計が報告されていました。

 

 とても重要な記事だと思うのですが、ウェブ上には情報がまったく挙がっていないようなので、ここでご紹介させていただきます。

 

 追記 今朝になってウェブ上に記事が挙がっていました。

子ども虐待、社会的損失は年1.6兆円 家庭総研まとめ

(朝日新聞 Digital 2013年12月9日)

 

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Book Review 『明日からできる大人のADHD診療』

General Psychiatry Neurodevelopmental Disorders Book Review

奈良市にある「きょう こころのクリニック」の院長、姜昌勲先生から、新刊をご恵送いただきました。どうもありがとうございました。現在はまだ予約注文しかできないようですが、近日中に発送が始まりそうです。

明日からできる大人のADHD診療

明日からできる大人のADHD診療

 

 成人のADHDに関する書籍は多数出版されていますが、診療を行う医師を対象としたものはまだそれほど多くありません。この本は成人を中心に診療を行ってきた精神科医による、おそらくは主にクリニックでの臨床を想定して構成されています。本書はまた医師以外の支援者にとっても、質の高い医療機関でどのようなサービスが提供されるのかを知ることができる内容となっています。

 

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DSM-5 での注意欠如多動性障害(ADHD)の取り扱い

Neurodevelopmental Disorders

DSM-5関連記事の第3弾です。今回は注意欠如多動性障害(ADHD)を取り上げてみたいと思います。以前草稿の段階で,下の様な記事を書きました。

DSM-5 DRAFTでの注意欠陥多動性障害の取り扱い

公開された版でどのようになっているか、確認してみました。

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WHODAS 2.0 ーDSM-5における「V軸」の扱いの着地点ー

General Psychiatry

DSM-5 公開版に基づく記事の第2弾です。ひょっとするとADHDなどを取り上げることを期待しておられた方がいるかもしれませんが、それはきっと誰かが書いてくれそうなので、先になかなか誰も触れてくれなさそうな部分をご紹介します。

 

以前、このブログで DSM-5における「V軸」の扱いー国際生活機能分類(ICF)への接近?ー という記事を公開しました。詳細はこの記事を見ていただくのがよいと思うのですが、多軸診断を採用していた DSM-IV では、機能の全体的評定として、第V軸を位置づけ、GAF (Global Assessment of Functioning)尺度が用いられていました。実はこのGAF尺度による評価は、日本でも診療報酬制度の中で重症度判定に用いられており、経営的な観点からも重視されるというちょっと奇妙な現象も生じていました。

 

今回のDSMの改訂にあたって、前記の記事のように多軸診断は廃止されました。では従来第V軸で評価されていた内容は最終的にどのように位置づけられたのでしょうか。DSM-5 の Section III の冒頭が Assesment Measures という項目なのですが、この中に Cross-Cutting Symptom Measures と並んで WHO Disability Assessment Schedule 2.0 (WHODAS 2.0) が掲載されています。

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DSM-5 「自閉症スペクトラム障害」雑感

Neurodevelopmental Disorders Child Psychiatry

かねてから予告されていたスケジュール通り、アメリカ精神医学会によりまとめられた DSM-5 が公表されました。本屋さんの触れ込み通りなら、日本では世界に先駆けて、書籍版が発売されています。これはちょうど今日から 第109回日本精神神経学会学術総会 が開催されていますので、それにあわせて先行発売されたということのようです。

 

大部なので、暇をみておいおい読んでいきます。自分のお勉強もかねてちょっとずつ記事も書いてみようかと思っています。今日のところは、とりあえず自閉症スペクトラム障害に関するセクションを少し読みました。以下、簡単なまとめと雑感。

 

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